《たるもの》

はろはろ。
Twitterで観劇感想をブログに載せる載せる詐欺をしているほのです。
いや、決して詐欺をしているわけでは無い。
現に下書きにはちゃんと公演と感情と思い出の記憶を保管している。

ただ、これでいいのだろうかという“推敲”といえば聞こえの良いただの思い切りのなさを発揮して、眠らせてしまっている。
記憶というのは曖昧な構造になっていて、真空パック保存できていないので、鮮度は落ちる一方だが。
なので、早いうちに己にケリをつけて、ちゃんと言葉を届けられたらなと思っております。

今日は、観劇の前に、同期と少しお茶をしていました。
ずっと興味がありつつ行ったことのなかった喫茶ルノアールへ。
雰囲気満点、味満点。とっても優雅なひとときでした。

生きていると色々あるよね。
愚痴とか妬みとか嫉みとか。
抱きたく無い黒いインクのような虚しい感情を抱いてしまうこともある。

でも、人間は言葉の魔力を知ってる。
そう、我らは魔法使いなのです。
言葉という魔道具で攻撃も防御も治癒もできる。

今日の議題はそんな感じでした。

恩師からいただいた「声優という言葉を扱う職人たるもの、言葉には敏感であれ」という言葉。
言葉に敏感であるべきだからこそ、その感度の精密さを狂わせてはいけないと思うのです。まだまだ未熟者で、既に狂ってるところもあるかもしれないけど。
言葉に敏感であるべきだからこそ、生きていれば感じるそれを、簡単に人にぶつけてはいけない。と思うのです。

もちろん、その感情を捨てるのは、それはそれでひとつ味わえる人生の醍醐味を失ってしまうから違うとも思うけれど。

ただ、目の前で混じりゆくミルクの波紋を見つめながら、明日も珈琲が美味しかったらいいなぁという欲望に駆られる。

そんなことを感じた日。
チョコレートを一粒つまみながら、
三日月のベッドに寄りかかろう。
ミルキーウェイの布団をかぶって、夢の中へ。

ブログに遊びにきてくれてありがと。
じゃあね、おやすみなさい🌌🍯