2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

《病みたい夜》のひとりごと。

ほしい、ほしい。あいが、ほしい。きみの、あいが。わたし、ほしい。それが、ダメと。なれば、わたし。あなた、ずっと。そばで、えがお。みせて、わたし。わたし、ずっと。きみの、あいが。 ほしい、ほしい。==== ==== ====最近家族ラインが冷たい(しかし、…

それでも、《美味しい》

なんだか今日は一日中、生きた心地がしなかった。ただぼんやり窓を眺めていたら、日が沈んでいて、一日が終わっていて、私は今日も布団に潜ろうとしている。何気ない毎日を過ごせているのも、ある意味奇跡と呼べるこの世の中で、のんびりと、明日の献立を考…

《雨降夜》

しとしとざあざあごうごうぴちゃぴちゃぐすぐすさらさら…雨の音って、どんな音?いつも、聞こえ方が違うけど、今日の雨は「したした」に聞こえる。窓に細かい粒たちが衝突して、それがつーっと流れ落ちるかのような音。夜の雨って、気持ちいい。何故か分から…

コロナに負け《た》

もう、何が何だか解らない世の中になっちゃった。世界は解ってるのかも知れないけど、私にはよく解らないことばかり。あっちでもこっちでも憶測と不安と不満と真実が混じり混ざって、泥沼色になって私を刺激する。続く延期と延長。どれもこれも、「あともう…

《耽溺妄女》

夢の旅路はまだ これからだよさぁゆこう できる きみなら旅は これでおしまい仲間よ さよならひとりでドアを開けはじめての一歩こぎだすの。荒波へゆるやかな波はつまらないこぎだすの。力の限り後悔しない私の道へ海の果てはどんな景色だろう晴れかな…雨で…

《しあわせ》の粉砂糖

あまいものって、《しあわせ》の味がする。大人になるにつれて、その味覚は私を狂わせていった。いつも、私の感覚を狂わせる。どんなにイラついたって、どんなに苦しかったって、あまーいお菓子を一口つまめば、たちまち《しあわせ》の味に舌が踊り、その《…