月がきれいでした。

何気なく、Twitterを開いた。

それだけだった。


トレンドに入る嫌な文字。


「訃報」


人間…というか、生きとし生けるものは全て必ず死して終わるから、誰かが死ぬことは自然の道理である。

と、頭で理解していることと、気持ちが受け入れることは、別物だ。


苦しい。苦しい。悲しい。悔しい。


大好きな人だった。


あなたのことが好きでした。


あなたが居たから、私は声優を目指しました。


あなたが居たから、私は表現の世界に飛び込みました。


あなたが居なかったら、、なんて。

考えたくないではなく、考えられないほど、あなたの作った作品に、何度も励まされていました。


東京ミュウミュウは、私の原点であり、バイブルです。


素敵な作品を創り、届けてくださり、ありがとうございました。


どうか、安らかに。


今夜は月が冷たい。

でも、いちごみたいにあまく輝いている。